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2014年04月30日

水溶性ケイ素と作物育成効果

水溶性珪素ウモはまことに幅広いジャンルで利用することができます。
その一つに農業への利用があります。

先日、山梨県でニンニクを栽培されている方からウモプラスを使いたいとの問い合わせを頂いたので、ケイ素と作物の育成について紹介します。

ケイ素による作物病害の抑制と作用

ケイ素は岩石,土壌中に多量に存在しており,農業場面で多量に施用しても環境に負荷を与えることがな い。環境保全型農業においては,病害による被害を経済的許容水準以下に抑制することを目的に,薬剤の使用を抑制し,他の耕種的,生物的,物理的な防除方法 を組み合わせた総合的な防除対策が重要とされている。ケイ索の施用もそれらの中の一つの技術として,イネを始め他の作物においてもいっそう重要視されるで あろう。そのためにも,病害抑制効果の認められる病害とその抑制程度を把握し,有効な資材の検索と具体的な施用方法を検討することが必要であろう。また, ケイ素の病害抑制機作を究明することは,学術的に興味深いだけでなく,効果的なケイ素施用による病害抑制技術の開発や普及にもつながるであろう。
「ケイ酸と作物生産」、前川(兵庫県立中央農業技術センター)ら、112、2002



野菜、果実を甘くする珪素
 
ケイ素を含んだ葉は、病原菌が進入しようとするとその病原菌に対する防護機能を働かせます。また、ケイ素は、肥料成分の窒素やリン酸、カリウムの植物体への吸収量を調整する機能もあることがわかっています。
この肥料成分の調整機能によって、野菜のエグミの元である過剰な窒素を抑制し、まろやかな味わいの野菜を作ります。
完熟期の果実、野菜についても糖度が上がる事が確認されています。これは光合成能力の向上による糖分の増加と関係がありそうです。

水溶性ケイ素と作物育成効果


光合成を促進するケイ素レンズ

ケイ素の粒が、光を茎葉の中まで届ける事が出来るのでより多くの葉緑体に光が届くことになります。光合成能力は平面で光を受ける状態に対し、立体状に光を受けることで光合成力は飛躍的に増えます。
ケイ素の集積したレンズは、人工的に作られるものではないので形は不規則だと考えられます。よって光の拡散も不規則なものであることが考えられますが、ケイ素の粒が重なりあい、より奥の葉緑体にまで光が届くことを可能としています。
古代の稲栽培遺跡から発見されるプラントオパールと呼ばれるシリカの粒がこのレンズに相当するのかも知れません。

実際に水溶性珪素を水稲栽培に利用し、全国コンクールで何度も賞を頂き、
漫画「美味しんぼ」でも紹介され、
日本一のコメを作られた方もいらっしゃいます。

日本一のコメ:http://cure-self.net/blog/637-637.html



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